家計の見直しをするとき、必ずといっていいほど、
電気・水道・ガスのつけっぱなしのチェックから始まる。
子どもの時から現在にいたるまで、家計の法則といっていいほどである。
家計の法則がはじまると、母親もしくは嫁の目が光り始める。
網の目のほころびを見つけるかのような細やかさを発揮する。
夫や子供たちはその目をびくびくしながら回避しようとするが、
どうしても見つかってしまい、ここぞとばかりにくどくど言われる。
そのような状態が続くと家庭内は殺伐とする。
そのうち家族の目に光が乏しくなってきだす。
嵐が過ぎ去るのを待つしかなかった。
しかし、母親や嫁たちの目の光りも長続きはしない。
頑張っているにもかからず、思ったほど効果がでないからだ。
精神的にもきついせいか目を光らすことをやめると、元の優しい姿に戻っていた。
家族は過ぎ去った嵐に胸をなでおろし、日常の生活に戻る。
平穏な日々が過ぎていく。
しかし、また家計の法則が発動し、嵐が吹き荒れる。
電気・水道・ガスと口うるさく言い立ててくる。
これは、いったい何の罰なのか。苦行だ。
変動費見直しという名の苦行に他ならない。
もう嫌だ、と思っていても、手立てが見つからず、
完全に思考停止状態に陥ってしまう。
長年、思考停止状態であったが学長の動画を見ることで、
違う手立てがあることを知ったのであった。
≪つづく≫
【参考動画】
第104回 支出(固定費)を下げれば人生が身軽になる【お金の勉強 初級編】